前に読んだ記事なのですが
日本に数年住んでいるカナダ人の人が
いろいろな日本の習慣は理解できるようになったが
ひとつだけ理解できないことがある、それは・・・
『特に東京で
日本人がなぜ走るのかがわからない。』
なるほど・・・
『駅でも走っているし、
信号が赤になりそうになったら人々は走ります。
なんでみんな、
自分が遅れている、と思っているのか、
そのことについてとても不思議に思っています。』
確かに海外では走りませんね、誰も。
見たことない・・・かも。
今まで考えたことがありませんでした。
私はとにかく走ります!!!
マラソンじゃなくて
何かに間に合わないので
急いで走る、そういうタイプの走りばかり。
そのカナダの彼曰く
走るぐらいなら、早くうちを出ればいいのに
・・・と、全く同じことを大学の時に友達に言われたことあります。
フランスのパリに住んでいた頃、
友達との待ち合わせ時間に遅れそうになり
駅の中を猛ダッシュしたこともありました。
エスカレーターをすんごい勢いで上っていたら
踏み外して大きく転んだところ、
片方の靴がエスカレーターの10段くらい下へ
コロコロと派手に転がっていきました・・・
( ↑ ここはスローモーションで想像してください。)
エスカレーターの片側にいたおじさんが
そんな私を見て「大丈夫?」と声をかけてくれたのですが
恥ずかしいわ、痛いわで とにかくその場を立ち去りたくて
「大丈夫、大丈夫」と答えてから
片足靴下のまま、えっこらと何段か下に靴を取りに行く。
回収した靴を履いて、早く立ち去りたくて
痛さをこらえて、またもや猛ダッシュで駆け上り始めたら
さっきのおじさんが後ろから
「走っちゃだめだよ~!!!」と叫んでいた・・・
続いて、周りにいた人たちが
どっと笑う声が聞こえてきたことがあります。
どこでも走る私。
何で走るんだろう・・・
自分の中の誠意ですかね。
「遅れること」=「ヒトを待たせる」=「失礼になる」
遅れるならば、せめて
悪いと思いながら走るのが「ハンセイの印」みたいな
そういう感じでしょうか。
って、暑苦しいですね、待たされる方は。。
気持ち的にも、汗とか出てたら見た目も。
早く支度せんか!&早目に家を出んか!
ということになりますよね・・・おっしゃる通り!
っんが、、、なかなか どうして・・・
私という動物の習性として
皆さんの頭の片隅に登録してはもらえないだろうか。
でも、今年はちょっとハンセイして
頑張って早め早めを目指しておりますよ。
今日は伯父の作品が展示されているということで
新国立美術館に行ってきました。
アマチュアの方々の作品展でしたが
世の中にはこんなに
絵の上手なひとがいるんだと圧倒されました。
そして、芸術を生業として生きていくのは
さぞかし大変なことなのだろうと感じたり。。
伯父の作品展だけみる予定でしたが
同時に Lucie Rieさん の展覧会をやっていたので
さくっと見よう、という軽いのりで鑑賞してきました。
もー!!!
本当に素敵で、大感激で帰ってきました。
作品が素晴らしくて
おこがましくも、あれもこれも欲しい!
と思うものばかりでした。
彼女が80歳の時にインタビューされている
ビデオが上映されていたのですが
私もこんなおばあちゃまになりたいと
心から思うような、エレガントで
とってもチャーミングな素敵な方で
またまた感激。
写真集もありましたが
ペラペラとめくっても
実物の10%の感動も味わえず・・・
誰にもストライクじゃないと思いますが
オススメせずにはいられません。
とにかく実物を見るべーーしっ!!!