日常、宝探し隊員!

数字マジック☆

  • 2017年11月03日

この間、面白い記事を見つけました。
http://courrier.jp/news/archives/88522/

1940年代の米空軍で事故が多発し
調査の結果、その原因はコックピットにあるということで
作り直すために改めてパイロットの身体10箇所の
測定をして最新のデータを集めることに。

4063人の10箇所の平均値を割り出したところ、
10項目すべてが平均内の者は1人もおらず、
さらに3項目だけに
絞っても該当する者は
3.5%しかいなかったそうです。
平均的なパイロットは、統計上の存在に過ぎず
平均的パイロットに適応するように設計されたコクピットは
すべてのパイロットにとって使いにくいコクピットだったということで
結局、パイロットが個々に調整可能な、ある程度バッファーを想定した
コックピットに変更して改善されたそう。

ビジネスでは、何かとスウジ、スウジと言われマス。
お金を稼ぐ必要があるので数字は大切なことのひとつ。
でも数字的に完璧であっても、完璧ではないよ、と私は言いたい。

まず、その数字を割り出しているのが人間だからということもあるし
それ以外にも根拠はあって、例えば私が関わっている飲食という業界。
パン屋さんでいえば、レシピ通りの分量と作業時間を
100%完璧に守っても同じものが作れると思ったら、
全然そうではないということなのです。

パンというのは材料がとてもシンプルで
例えば、小麦粉、塩、水、酵母だけでパンを作るとする。
ただこねたり、丸めたりして発酵させてオーブンに放り込めばよいのではなくて
天候や気温で水の温度で種の量や発酵具合を調整したりします。
また、小麦粉も袋ごとに状態が違うそうで一袋あけるたびにテストをするとのこと。
そんな背景のあるシロモノをプロとド素人が同じように作れるかな、と。

また、例えばレストランのサービスという仕事に関しては
益々数値化できない領域で、それはサービスをするのも、
されるのも人間だからであります。
サービスってそもそも何?という話にもなるけれど
ただお料理や飲み物を運ぶだけではなくて
例えば、そーっとしておいて欲しいわというお客様もいれば
いろいろ相談したいなというお客様もいる。
誰にも同じことをすればいいわけではないからこそ
1のことが10にできたり1000にできたりもします。
でも、数字であれば 1+1は絶対に2です。

どう見せるかを異常なまでに意識した、ビジュアル過剰重視な現代の傾向と同じく
あたかも事実はイコール数字みたいな、数値過剰信仰の企業の意識背景。
そして、ものすごいスピードでウソかホントかわからない膨大な情報が流れていく。
どれも表層的な今の世の中の傾倒が伺えて、本当にいただけないわー。

ヒトやモノゴトをそれなりに”みる”には、
その道のプロに聞くのか、はたまた自分で調べるのか、
可能な限りの人にヒヤリングするのか、、、
どんな方法であっても、ある程度時間がかかるよね。

時間をかけるということ自体が、
本当の贅沢になってしまっているのかもしれん。
じゃぁ、私は何に時間をかけているんだろうねって
ぼんやり考えちゃう。
  • Posted by poco_petite
  • 11:43 | Edit

忘れちゃうこと

仲の良い同じ歳の女友達と
オトコは幾つになっても
若い女子が好きなひとが多い
という話から
私が「でもさー、話とか合わなくない?
場が持たなくない?
一緒にいてつまんなくない?」
と言ったら
「違うよ、そうじゃないんだよ!」
え、え、え…なんだっけ⁈
「オトコはね、若い女子を
まだ惹きつける魅力が
心身ともにあるっていう
自分にときめくの。
自分はまだいけてるよって
男としての自分の自信にしたり
ひとに自慢するもんなの。」

あー、そうか、そうなんだよね。
オスという動物ゆえの行動…
オトコという性ゆえの…
このオトコなんたらの
習性やら生態やらを
何百万回もいろんなリソースから
聞いたり見たりしているのに
はーそうなんだって思っても
理解できないから毎度忘れちゃうww

私が40代にして
迷走し続けているのは
(迷走以前ですかね。)
そういうとこらへんが
理由なんでしょう。
ハイハイ、わかっております。
だめじゃん!

再発見!

  • 2017年04月11日
先日久々にある料理人の方の
料理教室に参加しました。
もう2年、あれもっとかな?の
お付き合いですが
このところ料理教室に
参加できる時間がなくて
久々の参加となった今回であります。

テーマはお弁当。
お料理もやっぱりおいしかったけれど
それ以上にいろんなことに
感激してしまいました。

彼女の料理への緻密さと
ロジカルな部分に加えて
直観という感覚的な部分とが
奇跡的に合わさってて
さらに言えば、それを
コトバにできる という
才能もあって、圧倒されました。

絶対にぶれないのは
料理を作る対象に対しての一途な配慮。
常に、「誰に」「どのような料理を」「どのようなタイミニグで」
「どのように」というのが前提にあって
そして、切り方や調理方法
(ゆで方・焼き方等)
すべてにおいて、なぜそうするのか
最終的にどういう料理にしたいのかが、
必ず頭の中にあるのです。
常にお料理の着地点
(どう食べるか、誰が食べるか、
どんな流れかなど)
を見据えた料理といいますか。
だから、ちょっと近づきすぎると
その気持ちが強くて、
受け止めるのが辛くなることも
あるかもしれません。

改めて感じたのは、
彼女のお料理教室は
ただおいしいお料理の作り方を
教える教室ではなくて
料理に対する姿勢だったり
考え方を学ぶには
すごい場所なんだーって
私は思いました。
お料理だけじゃないかな。

そして、昨日心に残った言葉としては
「食べる人にどうやって
    驚いてもらえるかな、
 どうしたら喜んでもらえるかな
    っていつも考えちゃうんだよねー」 

飲食業に携わる人間として
このコトバの通り、
お客様を驚かせたり
喜ばせたりしたいという気持ちが
なくなったら おしまいだなって
思った言葉でした。

仕事だけではなくて、年齢を重ねて
人に喜んでもらえることが
自分の喜びでありたいな
とも思ったのでした。
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